松川村人口ビジョンを策定しました

2016年03月29日 更新

■人口ビジョンと総合戦略の背景と主旨

 現在、我が国はかつて経験したことのない速さで、人口減少と少子高齢化が進行しています。国の人口は、2008年(平成20年)の1億2,800万人から減少に転じ、2013年(平成25年)には5年間で70万人減の1億 2,730万人となりました。そして、「日本の将来人口推計(平成24年1月推計)」では、2060年(平成72年)に8,674万人、2110年には4,286万人まで減少する予測もなされています。地方ではその傾向が一層顕著になっており、日本創成会議が平成26年5月に発表した推計では、全国の自治体の半分に当たる896自治体で、地方から都市部への過度の人口集中が進むことで2040年までに、次の世代の人口を左右する20~39歳の女性の数が現在の5割以下となる、いわゆる消滅可能性都市の予測がなされるなど、危機的な状況が眼前に迫っています。

 国においては、この危機感の高まりを背景に平成26年11月に、「まち・ひと・しごと創生法」を施行しました。創生法には2015年度から5年間の人口減少対策の取組方針である「総合戦略」の策定が明記されており、これを受け、松川村では「人口動向分析及び将来人口推計」を行い「松川村人口ビジョン」を策定し、人口ビジョンが描く将来像へ向け、人口減少の克服と持続可能な地域づくりを実現するための基本目標と施策の方向性を示す「松川村総合戦略」を策定するものです。

総合戦略と総合計画の関係

松川村総合戦略は、平成27年度からスタートしている「松川村第6次総合計画後期5カ年計画」で掲げる「緑豊かな自然と暮らし、心やすらぎ魅力あふれる村」という基本理念と、「未来へはばたく、光り輝く協働の村」という将来像の実現を軸とし、総合計画における施策との整合を図り策定しています。

■戦略期間

平成27年度(2015年度)を初年度とする平成31年度(2019年度)までの5カ年を計画期間とします。


松川村人口ビジョン 第1版』 <PDF:859KB>

松川村総合戦略 第1版』 <PDF:731KB>

◇パブリックコメントの募集結果・回答◇

平成28年2月19日(金)から平成28年3月19日(土)までパブリックコメントを募集した結果、1件のコメントが寄せられました。そのコメントに対する村の考えがまとまりましたので公表します。

 松川村人口ビジョン・松川村総合戦略(案)に対するパブリックコメントと村の考え方<PDF:53.7KB>

 


お問い合わせ先

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