松川村の自然と四季

松川村ののどかな田園風景のなかを縫うように流れる乳川の清流。
りんごの花がほころび、咲き乱れ、そして散っていくころには、松川村の野山はすでに春爛漫。
レンゲ草、菖蒲湯、よもぎもち、春を迎えて生命力を全開にした植物たちの放つさまざまなにおいがそこかしこに漂い、むせかえるほどです。

　やがて季節は梅雨から夏へと移り変わり、今度は動物たちが生命力を発揮する番です。
　祭りに集まった人びとの汗ばむ熱気。屋台のヤキソバやトウモロコシのにおい。キャンプ場のバーベキュー台から立ちのぼる、こげた肉汁のにおい。